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回収品目
京都市で畳をどのように処分すればいいのかと、気になっている方は多いのではないでしょうか。
畳を処分する際は自治体や畳屋、不用品回収業者などに依頼できます。ただし、適切な方法で処分を依頼しないと回収してもらえなかったり、処分費用が高くなったりするケースがあります。
本記事では、京都市で畳を処分する方法を紹介します。費用相場や注意点についても詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
京都市で畳を処分する方法は、以下の4つです。
それぞれメリット・デメリットがあるので、ひとつずつ解説します。
京都市では、畳は大型ごみに分類されます。大型ごみとして収集してもらう場合の手順は、以下のとおりです。
自治体で収集してもらえる分、1畳あたり400円と安く抑えられるのがメリットです。ただし回収してもらうまでに1週間ほどかかるので、計画的に進める必要があります。
【参考】ごみ分別大辞典|京都こごみネット
クリーンセンターに畳を直接搬入する方法もあります。畳を解体せずに持ち運べるので、燃やすごみほど手間がかかりません。
京都市の場合、クリーンセンターは以下の2箇所があります。
電話番号 | 所在地 | |
---|---|---|
南部クリーンセンター | 075-611-5362 | 伏見区横大路八反田29 |
東北部クリーンセンター | 075-741-1003 | 左京区静市市原町1339 |
搬入する際は、事前に電話やインターネットでの予約が必要です。土日祝日でも受付しているため、平日に処分するのが難しい方でも利用できます。
とはいえ、畳はサイズが大きいので自分で持ち運ぶのが困難な場合は大型ごみで出したり、不用品回収業者に依頼したりしましょう。
新しく畳を張り替えるのであれば、畳屋に回収してもらうのがおすすめです。
畳屋は畳の扱いに精通しているため、安心して回収を任せられます。新調する畳の価格と一緒に処分費用を確認できるので、トータルでの費用を把握しやすいです。
原則として買い替えした人のみが対象ですが、業者によっては処分のみの依頼も可能です。ただし、回収する場合は有料としている畳屋もあるため、依頼する前に確認しておきましょう。
自己搬入が困難な場合やごみが大量にある場合は、不用品回収業者へ依頼するのがおすすめです。料金はかかるものの、手間をかけずに処分できます。
買取りサービスに対応している業者であれば、宝飾品や家電などを買取りしてもらうことで、費用を安く抑えられるでしょう。業者によっては即日での回収も可能なので、急いで処分したい方にも向いています。
ただし、スタッフの対応やサービスの品質は業者によってばらつきがあります。京都市の許可を得ずにサービスを提供している悪徳業者もおり、誤って依頼してしまうと高額請求や不法投棄につながりかねません。
不用品回収業者に依頼する際は、慎重に業者を選びましょう。
畳を処分する際の料金相場は、以下のとおりです。
処分方法 | 費用相場 |
---|---|
大型ごみとして捨てる | 400円(1畳あたり) |
自己搬入する | 1,500円(100kgまで) |
畳屋に回収してもらう | 1,000円~2,000円(1枚あたり) |
不用品回収業者に依頼する | 2,000円~3,000円(1枚あたり) |
畳屋や不用品回収業者の場合は、業者によって料金が異なります。なお、畳の状態が悪ければ処分費用が高額になることもあるので、事前に見積もりをしてもらってから検討しましょう。
畳の処分を検討している方の中には「そもそも今が処分のタイミングなのかな?」と、気になることもあるでしょう。
畳の寿命は10~20年ほどと言われており、新調の際に処分するのが一般的です。環境や手入れの仕方によって寿命が短くなるので、10年未満で畳を処分するケースもあります。
畳を処分するかどうかを判断するポイントは、以下のとおりです。
とくに、畳の傷み具合は目に見えてわかりやすい指標です。表面が毛羽立っていると畳のささくれが足に刺さり、けがや靴下の破れの原因になります。
こまめにメンテナンスをしたり、畳を裏返して使用したりすることで寿命を延ばせるので、状態を見て判断することが大切です。
京都市で畳を処分する際は、以下の6点に注意しましょう。
ひとつずつ押さえておけばスムーズに処分できるので、ぜひ参考にしてみてください。
リフォーム工事や解体工事をした場合は産業廃棄物として処理する必要があり、自治体では回収できない場合があります。
産業廃棄物とは、特定の事業活動によって排出されたごみのことで、家庭から排出される一般廃棄物とは異なります。産業廃棄物は「産業廃棄物収集運搬業」を保有している業者でないと、処分が認められていません。
リフォーム工事で排出されたごみは産業廃棄物となるので、以下2つの方法のどちらかを選んで処分する必要があります。
処分する手間を省くために、リフォーム業者に古い畳を回収してもらえないか相談してみるのもよいでしょう。
畳を処分する理由によって処分方法が変わるため、処分する前に産業廃棄物か一般廃棄物のどちらに該当するか確認しましょう。
畳には以下の4種類があり、それぞれ処分方法や費用が異なります。
畳の種類 | 特徴 |
---|---|
本畳 | イグサを使用した天然素材の畳 |
琉球畳 | 七島藺という植物を使用した畳 |
樹脂加工畳 | ポリプロピレンのような樹脂素材を使った畳 |
和紙畳 | 樹脂加工をした和紙で作られた畳 |
本畳や琉球畳の場合は天然素材を使用しているため、燃やすごみで処分しても問題ありません。ただし、樹脂加工畳や和紙畳はプラスチックで作られているため、細かく裁断した際は資源ごみで処分する必要があります。
また、不用品回収業者の中には畳の種類によって費用が変動する可能性がある点にも、注意が必要です。本畳のほうが、樹脂加工畳よりも回収にかかる費用が高くなる傾向にあります。
業者によっては、一部の種類の回収を受付していないこともあるので、依頼する前に対応しているか確認しておきましょう。
水で濡れた畳や腐敗した畳などは持ち運びに手間がかかるため、通常よりも処分費用が高額になります。
濡れてしまった畳は重量が増えるので、回収してもらう前に乾燥させておきましょう。乾燥させる方法は、以下の3つです。
また、腐敗を防ぐためにはできるだけ湿気がこもらないようにすることが大切です。湿気を防ぐためにも換気をし、風通しのいい場所に保管しましょう。
畳は消耗品であることから、リサイクルショップでは買取りしてもらえません。新品の場合は買取りしてもらえる可能性はあるものの、汚れがある場合や数年使用している場合は不可能とかんがえてください。
また、畳は部屋のサイズに合わせて作られており、汎用性が低いことも買取り対象外である理由のひとつです。
ただし、買取りはできなくても引き取りを受け付けているリサイクルショップもあるため、処分する前に問い合わせをしてみるとよいでしょう。
不用品回収業者に依頼する際は、安心して任せられる業者を選びましょう。
業者を選ぶ際は大前提として、京都市の一般廃棄物収集運搬業の許可を保有していることを確認してください。許可を持たずにサービスを提供するのは違法であり、トラブルに発展する可能性があります。
許可業者の一覧は、京都市のホームページでも確認できます。
【参考】一般廃棄物収集運搬・処分業許可業者一覧|京都市情報館
また、信頼できる業者を探す際は、以下のポイントも併せて見ておきましょう。
上記の観点で探すことで、自分にとって最適な業者を選べるようになります。複数の業者から見積もりを取り、作業内容やスタッフの対応を比較・検討したうえで選びましょう。
京都市で畳を処分する際は大型ごみとして出したり、畳屋や不用品回収業者に依頼したりする方法があります。料金は処分方法によって異なるため、事前に見積もりを取ったうえで比較および検討しましょう。
畳の種類によって処分費用が変動することがあるので、事前に確認しておくことが大切です。また、処分する畳がリフォームにより発生した場合は産業廃棄物に分類される点も、忘れないようにしてください。
不用品回収業者に依頼する際は許可業者であることを、見積もり前に必ず確認しておきましょう。
山本清掃では畳の処分を受け付けております。京都市の一般廃棄物収集運搬業だけでなく、産業廃棄物収集運搬業の許可も取得しているため、リフォーム工事の際に発生した畳の回収にも対応しています。
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