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京都市で神棚を処分する5つの方法|費用相場や気を付けることも紹介

京都市で神棚を処分する方法がわからないと、お悩みの方は多いでしょう。

神棚は基本的に木製のため、大型ごみや燃やすごみでの処分が可能です。ただし、魂入れの儀式をしている場合、宗教上の観点で気を付けるべきことがあります。

また、神棚に飾っている御札や神具なども適切に処分しなければなりません。自分で処分できない場合は、他の方法も検討する必要があります。

本記事では、京都市で神棚を処分する方法を5つ紹介します費用相場や処分する際の注意点も解説しているので、神棚を心置きなく処分したいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

京都市で神棚を処分する5つの方法

京都市で神棚を処分する6つの方法

京都市で神棚を処分する場合、以下5つの方法があります。

  1. 大型ごみとして出す
  2. 神社で供養してもらう
  3. どんど焼きで処分する
  4. 専門業者に引き取ってもらう
  5. 不用品回収業者や遺品整理業者に依頼する

それぞれのメリット・デメリットがあるので、どの方法が自分に合っているか見てみましょう。

大型ごみとして出す

京都市では神棚を大型ごみとして処分できます京都市の大型ごみ持込ごみインターネット受付の「品目一覧表」にも明記されており、電話やインターネットで申し込むことで回収してもらえます。

【参考】京都市大型ごみ・持ち込みごみインターネット受付

申し込む際は神棚の大きさや回収希望日、住所などを伝えてください。後日、回収日や回収場所、料金などを教えてもらえます。

回収日当日は事前に粗大ごみ処理手数料券を購入し、神棚に貼り付けて指定の場所に置きましょう。

大型ごみで処分するメリットは、他の方法よりも比較的安価で済ませられることです。サイズによって異なるものの、1点あたり400~2,400円程度で済みます。

ただし、収集日は申込みから1週間後になることもあるので、計画的に処分を進めましょう。

神社で供養してもらう

神社に行って神棚と神札をお焚き上げし、供養してもらう方法もありますお焚き上げは、故人の大事な遺品を燃やしてもらう宗教儀式のことです。

社に依頼すれば適切に供養をしてもらえるので「ごみとして捨てるのは故人に申し訳ない」と考えている方でも迷うことなく処分できるでしょう。神社に神棚を渡すだけで神主がお焚き上げをしてくれるため、立ち会う必要はありません。

ただし、費用は5,000円ほどかかるため、大型ごみでの処分よりも高額になります。また、他の神具は処分に対応していない場合もあるので、事前に確認しておきましょう。

どんど焼きで処分する

神社で小正月に行われる祭り「どんど焼き」で処分するのも、ひとつの手ですどんど焼きでは、正月のお飾りと一緒に神棚のお焚き上げをしてくれます。

京都市では三千院や平岡八幡宮など、さまざまな神社で行われているので、近くにどんど焼きが行われている神社があれば参加してみましょう。費用は神社によって異なるので、事前に神社に連絡して料金を確認しましょう。

ただし、神棚のお焚き上げに対応していないケースもあるので注意が必要です。1月にしか行われない行事のため、タイミングが合わなければほかの方法で処分することをおすすめします。

専門業者に引き取ってもらう

近くに神社がない場合は、仏壇仏具店や神具店のような専門業者に依頼しましょう祈祷やお焚き上げもしてくれるので、安心して処分を任せられます。

仏壇仏具店や神具店で買い替える際に、古い神棚を引き取ってもらう人も少なくありません。業者によっては自宅まで来て取り付けや取り外しを行ってくれるため、自分で処分する手間を省けます。

ただし、自宅まで来て取り付けおよび取り外しをするため、費用が高額になりやすい点は注意が必要です。また、業者によっては遠方の地域には対応していないため、近くに仏壇仏具店や神具店がなければ利用できない場合もあります。

不用品回収業者や遺品整理業者に依頼する

大量の不用品がある場合や、亡くなった親族の家に神棚がある場合は不用品回収業者や遺品整理業者への依頼も検討しましょう。不用品回収業者や遺品整理業者であれば、神棚を丁寧に扱って適切に処分してくれます。

自宅まで来て神棚の取り外しから運搬、処分まで一貫して対応してくれるため、手間がかからないのがメリットです。業者によっては即日での回収も可能で、すぐに処分したいと考えている方にも向いています。

ただし、不用品回収業者や遺品整理業者に依頼すると費用がかかります。また、業者の中には悪徳業者も存在するため、依頼する際は信頼できるかどうかの見極めも重要です。

京都市で神棚を処分する際の費用相場

京都市で神棚を処分する際の費用相場

神棚を処分する際の費用相場は、以下のとおりです。

処分方法 費用相場
大型ごみとして捨てる

400円~2,400円

(サイズによって異なる)

燃やすごみとして捨てる 無料
神社で供養する 5,000円~
専門業者に回収してもらう 5,000円~
不用品回収業者に依頼する 2,000円~3,000円

大型ごみで捨てる場合、神棚の大きさによって費用が異なります。回収の予約をする際は事前に大きさを計測し、自治体の担当者に伝えましょう。

神社や不用品回収業者に依頼する場合も、依頼先によって料金が異なります具体的な料金を知りたい方は電話やメールで問い合わせをしたり、見積もりを依頼したりしましょう。

京都市で神棚を処分するタイミング2つ

京都市で神棚を処分するタイミング2つ

神棚を処分したいと考えていても、今がベストタイミングなのかと悩み、動き出せない方も多いでしょう。神棚の処分は、以下のタイミングが多い傾向にあります。

  1. 神棚に汚れや傷みがあるとき
  2. 引越しするとき

適切なタイミングを見計らって処分しましょう。それぞれ詳しく解説します。

神棚に汚れや傷みがあるとき

神棚は経年劣化によって汚れや傷みができるので、買い換え時に処分をするのが一般的です。神棚の寿命は5~15年ほどで、住宅環境によっては短くなることがあります。

汚れや傷みの程度に明確な基準はありませんが、神棚は神様が宿る場所でもあるので、できるだけきれいな状態にすることが大切です。毎日お祈りをする中で、見た目が気になるようであれば交換を検討しましょう。

引越しするとき

引越しや建て替え、リフォームなどのタイミングで心機一転、神棚を交換するケースも少なくありません。まだ神棚を購入したばかりの場合であれば、引越し後そのまま使用しても問題ありません。

新居で神棚を置くスペースがない場合もあるため、サイズを小さくして買い換える人もいます。見た目に劣化が見えなくても、住環境を変えるタイミングで処分するのはおすすめです。

京都市で神棚処分する際の注意点5つ

京都市で神棚処分する際の注意点5つ

京都市で神棚処分する際は、以下の5つに注意しましょう。

  1. 魂入れをしている神棚は魂抜きをする
  2. 神具を処分する際は塩で清める
  3. 取り外しが困難な場合は業者に依頼する
  4. 神棚に飾った御札を神社に返す
  5. 信頼できる不用品回収業者・遺品整理業者に依頼する

適切な方法で処分するためにも、ぜひ参考にしてみてください。

魂入れをしている神棚は魂抜きをする

神主が魂入れをした神棚は、お祓いと魂抜きをしてから処分しましょう。魂入れは神棚を礼拝の対象にするために魂を込める儀式のことです。反対に、魂抜きとは魂入れした神棚を礼拝の対象から普通の物に戻すために魂を抜く供養のことです。

お祓いは絶対に実施しなければならないものではありません。しかし、魂抜きをせずそのままごみに出してしまうのは、神道として不適切な行為とみなされます。

また、宗教によって神棚の処分方法が異なる場合がある点にも、注意が必要です。たとえば、天理教では神棚に「神実様」がある場合、教会に連絡して引き取ってもらう必要があります。

ただし、魂入れをしていない神棚であればそのまま処分しても問題ありません。

神具を処分する際は塩で清める

神棚に置いていた神具は、塩で清めてから処分しましょう。神具については陶器や金属が多いため、それぞれ京都市のルールに合わせて処分します。陶器類と金属類の処分方法は、以下のとおりです。

神具の種類 捨て方
陶器類
  • 陶磁器製の食器は「移動式拠点回収」
  • 1回の排出で2袋までは「燃やすごみ」
金属類
  • 30cm以下のものは「小型金属類」
  • それ以外のものは「大型ごみ」

陶器類や金属類はお焚き上げができないため、自分で処分するか業者に回収してもらう必要があります。自分で処分する場合は感謝の気持ちを込めてお塩を清めて、白い紙に包んでから処分しましょう。

取り外しが困難な場合は業者に依頼する

神棚を高い位置に設置している場合や、固定されていて取り外しが困難な場合は、必ず業者に依頼してください

自分で無理に取り外しをしようとすると、ケガや転落のリスクがあるためです。自分だけで取り外そうとするのではなく、周りの人に頼むか業者への依頼を検討しましょう。

なお、取り外しができるのは仏壇仏具店や神具店以外にも、不用品回収業者や遺品整理業者が対応できます。安全面を最優先に考え、適切な方法で神棚の処分を進めましょう。

神棚に飾った御札を神社に返す

神棚を処分した後に新しく買い替えない場合は、御札も処分します。御札を処分する際は、発行してもらった神社に返却するのが一般的です。

ただし、距離的に神社に返すのが困難な場合や代々受け継いできたもので詳細がわからない場合は、近隣の神社でも問題ありません。

また、多くの神社には「納札所」という、古い御札やお守りを返納する場所があります。神社に持っていく際は白い半紙で包んで持参し、納札所に返納しましょう。

なお、御札には神様が宿っていると考えられているため、ごみとして処分するのは避けたほうがいいとされています。

信頼できる不用品回収業者・遺品整理業者に依頼する

不用品回収業者や遺品整理業者に処分を依頼する際は、信頼できる業者を選ぶようにしましょう。確認すべき項目は、主に以下の6つがあります。

  • 京都市の一般廃棄物収集運搬業の許可を取得しているか
  • 実績が豊富か
  • 料金プランが明確か
  • 見積もりの内容が詳しく記載されているか
  • スタッフの対応が丁寧か
  • 口コミで評判がいいか

とくに、高額請求や不法投棄などのトラブルに巻き込まれないために、一般廃棄物収集運搬業の許可を取得している業者であることが重要です。許可業者については京都市のホームページにも記載されているので、依頼する前に確認しておきましょう。

【参考】一般廃棄物収集運搬・処分業許可業者一覧|京都市情報館

また、実績や料金プランについてはホームページで調べられます。実績が豊富で料金プランが明確であるほど、信頼できる業者と判断してよいでしょう。

京都市の神棚処分についてまとめ

京都市の神棚処分についてまとめ

京都市で神棚を処分する際は、大型ごみや燃やすごみに分類されます。供養も必要な場合は神社に、少しでも手間をかけたくない場合は専門業者や不用品回収業者に依頼することも、選択肢のひとつです。

処分時は魂抜きや神具の清め、御札の返納など、自身の宗教に合わせて処分しましょう。

また、神棚の取り外しが困難な場合は、業者に依頼することも大切です。京都市のごみ出しのルールや宗教の決まり事に合わせた方法で、神棚を処分しましょう。

山本清掃でも神棚の回収を受け付けています。京都市の一般廃棄物収集運搬業許可を取得しているため、安心してご依頼いただけます

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