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回収品目
古くなった電子レンジの処分方法がわからないと、悩んでいる方は多いのではないでしょうか?電子レンジには一人暮らし用からファミリー向けまで、さまざまな種類があります。
本記事では、京都市で電子レンジを処分する方法を10個紹介します。
電子レンジは地域によって使える電源周波数が異なるため、譲渡する際には注意が必要な家電製品です。処分方法以外にも、電子レンジを処分するときに注意すべきポイントも解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
ここでは、京都市で電子レンジを処分する方法を10個解説します。
自治体に依頼する以外にもさまざまな処分方法があるので、ひとつずつ詳しく見ていきましょう。
小型の電子レンジであれば区役所や支所、市内の商業施設などにある小型家電回収ボックスで回収してもらえます。処分方法は、市内の各拠点に設置されている回収ボックスに投入するだけです。
ただし、サイズは30cm×40cm×40cmと制限があるため、大型の電子レンジだと処分できない点には注意が必要です。
京都市内の学校や公園などの身近な施設で回収してもらえる、移動式拠点回収でも処分できます。移動式拠点回収では、資源物18品目等の回収を行っており、その中には電子レンジなどの小型家電も含まれています。
ただし、移動式拠点回収でも30cm×40cm×40cm以内のサイズに限られているため、大きな電子レンジは引き取ってもらえません。また天候の悪い日には実施されないことがあるため、必ず処分してもらえるとは限らないことも欠点です。
回収してもらえる時間も限定的であるため、仕事などで忙しい人には向いていない処分方法と言えるでしょう。
小型回収ボックスに入りきらない大型の電子レンジであれば、クリーンセンターに直接持ち込む方法も検討するといいでしょう。京都市内には、以下2ヶ所のクリーンセンターがあります。
搬入場所 | 所在地 | 電話番号 |
---|---|---|
南部クリーンセンター | 伏見区横大路八反田29 | 075-611-5362 |
東北部クリーンセンター | 左京区静市市原町1339 | 075-741-1003 |
持ち込み可能日と受付時間は2ヶ所共通で、以下のとおりです。
(持ち込み可能日)
(受付時間)
クリーンセンターに持ち込むメリットは、電子レンジ以外の他の不用品もまとめて引き取ってもらえることです。ごみ処理手数料として、持ち込んだ不用品の重量に応じて以下のように費用がかかります。
重さ | ごみ処理手数料 |
---|---|
100kgまで | 1,000円 |
101~200kg | 2,500円 |
201~300kg | 4,000円 |
301~400kg | 5,500円 |
401~500kg | 7,000円 |
501~600kg | 8,500円 |
601~700kg | 10,500円 |
701~800kg | 12,500円 |
801~900kg | 14,500円 |
901~1,000kg | 16,500円 |
さらに、持ち込む際には「搬入申告書」が必要です。搬入申込書は市内のまち美化事務所、エコまちステーション、クリーンセンターで手に入ります。
受付時に搬入申込書と身分証明書を提示することで、手続きが完了します。
大型ごみとして処分する方法もおすすめです。処分する手順は、以下のとおりです。
大型ごみ受付センターの受付時間と連絡先は以下になります。
受付時間 | 連絡先 |
---|---|
午前8時30分~午後4時30分(年末年始を除く) | 0120-100-530(フリーダイヤル) |
0570-000-247(有料) | |
075-330-6100(携帯電話やIP電話などの通話割引サービス利用者) |
また、電子レンジの処分にかかる手数料は、サイズによって異なるので、確認しておきましょう。
幅50㎝未満の電子レンジ | 幅50㎝以上の電子レンジ |
---|---|
400円 | 800円 |
粗大ごみ処理手数料券は、コンビニや区役所などで購入できます。
指定引取場所に出す際は、粗大ごみ処理手数料券に収集日と氏名を記入し、電子レンジに貼ります。シールの台紙は、収集が終わるまで大事に保管しておきましょう。
家電量販店で回収してもらうことも選択肢のひとつです。京都市内にある約200店舗の協力電器店では、家電を買い替えた際に不要となった小型家電を無料で回収するサービスを提供しています。
ただし、協力電器店で電子レンジを回収してもらうためには、購入した電子レンジと同種類で同数のものに限ります。
また、大手家電量販店であれば費用を払えば、新品を購入しなくても持ち込み処分が可能です。ただし、大きさと重量の制限があるので、処分できるかどうか確認しておきましょう。
京都市は国が認定している事業者のリネットジャパンリサイクル株式会社と「使用済小型家電のモデル回収の実施に関する協定」を締結しており、宅配便業者を通じて回収してくれます。
パソコンと一緒に電子レンジを処分する場合は、1回につき1箱は無料で回収してくれます。しかし、パソコンの処分がない場合は、回収料金として1,500円(税抜)かかるので注意が必要です。
また、梱包する箱のサイズと重量にも制限があり、三辺の合計が140㎝以内かつ20kg以下でなければなりません。
リサイクルショップで買い取ってもらう方法も、検討してみてください。リサイクルショップでの買取価格はピンキリですが、以下の条件を備えている電子レンジは、高値がつきやすいです。
上記に該当する電子レンジをお持ちの方は、リサイクルショップで買取り見積もりを取ってもらってみてください。
フリマアプリでは自分の好きな値段で、電子レンジを販売できます。値段交渉などをしてくる人もいるので、多少安くても買い取ってもらいやすいのが特徴です。
売れやすくするポイントはきれいな商品写真を多く載せたり、商品説明を詳細に書いたりすることです。売却額によっては、思わぬ副収入になることもあります。
少しでも高値での販売を狙いたいなら、ネットオークションに出品するのもおすすめです。
ネットオークションでは、電子レンジは数百円から数千円で取引されています。入札者が落札希望額を自由に設定できるため、ときには予想外の価格で落札されることもあります。
ただし、落札までに一定の時間を要したり、何日経っても入札されなかったりするため、急いで手放したい方には向いていない方法です。
意外とコスパがよいのが、不用品回収を専門に取り扱っている業者に依頼する方法です。不用品回収業者に依頼すると、自宅まで引き取りに来てくれます。
サイズや重さを気にする必要もありません。
また、電子レンジ以外にも処分したいものがあれば一緒に引き取ってもらえることも、大きなメリットです。希望の時間帯に自宅に取りに来てもらえ、電子レンジ以外の不用品も一気に片づけたい人にとって、おすすめの方法です。
電子レンジの処分方法にはいくつかあるので、それぞれの費用を比較してみました。コスパよく処分するための参考にしてみてください。
処分方法 | 費用 |
---|---|
小型家電回収ボックス |
無料 |
移動式拠点回収 | |
クリーンセンター |
|
大型ごみとして処分 | 400〜800円 |
不用品回収業者 | 数千円程度 |
小型家電回収ボックスに入りきらないサイズの場合は、大型ごみで処分する方法が一番安く済ませられます。ただし、処分するごみが電子レンジ以外にもある場合には、クリーンセンターへ持ち込んだり、不用品回収業者を利用したりするほうがお得になる場合があります。
電子レンジを処分する際に注意すべきポイントは、以下の4つです。
上記を意識することでトラブル防止になり、電子レンジをスムーズに処分できるでしょう。ひとつずつ詳しく解説します。
集荷場所へは前日や夜中のうちには出さないようにしましょう。大型ごみとして電子レンジを処分する場合、指定場所に指定日の早朝に出す必要があります。
指定時間に持っていけないなどの理由から、前日や夜間のうちに持っていく方もいるでしょう。しかし、指定時間外に出すことで地域住民からの苦情に繋がったり、廃棄物を不法に持ち去る人が出てきたりする恐れがあります。
不用品を出す際には、各自治体のルールに則って処分するようにしてください。
京都市のクリーンセンターで処分する場合は、なるべく平日にしましょう。京都市内にあるクリーンセンターは、第2・4土曜日や祝日にも不用品の持ち込みが可能です。
しかし、休日に持ち込みたいと考えている人は多いため、土曜日や祝日には人が殺到することが考えられます。場合によっては長時間待つことになるため、平日にクリーンセンターを利用するか、別の処分方法を検討することがおすすめです。
電子レンジを譲渡または売却する際には、送り先の電源周波数を確認しましょう。電子レンジは、電源周波数の影響を受ける家電製品です。日本の電源周波数は静岡県の富士川と新潟県の糸魚川を境にして、東側が50ヘルツ、西側が60ヘルツとなっています。
電子レンジの対応している電源周波数と、使おうとしている地域の周波数が異なると使えないため、発送する際には注意が必要です。フリマアプリやオークションに出品する場合は、対応している電源周波数は忘れずに記載しましょう。
業者に処分を依頼する場合、違法業者には依頼しないようにしてください。電子レンジなどの家電製品を処分するには「一般廃棄物収集運搬業」の許可が必要です。しかし、中には無許可で営業をしている業者もいます。
違法業者の特徴としては、街中で無料回収を謳いながらトラックで回ったり、大量にチラシを配ったりしているなどです。
不審に思った場合には「一般廃棄物収集運搬業」の許可を得ているか確認する必要があります。京都市では一般廃棄物収集運搬業を取得している業者を公表しているので、調べる際の参考にしてみてください。
【参考】一般廃棄物収集運搬業許可業者<行政区別>|京都市情報館
電子レンジのさまざまな処分方法を見てきましたが、一番おすすめなのは不用品回収業者に依頼することです。不用品処分の専門業者に依頼することで、サイズや数量、重さなどを気にすることなく丸投げできるので、スムーズに片付けられます。
引越しや結婚ですぐにでも処分したい方や、体力がなくて重いものを持ち運べない方などにもおすすめです。
京都市の不用品回収業者の山本清掃は、一般廃棄物処理業の許可を取得している許可業者です。少量の不用品から大型家具まで、不用品回収に対応しています。電話・メール・LINE相談は無料なので、電子レンジに限らず回収してほしい不用品がある場合は、ぜひ気軽にお問い合わせください。
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