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京都市でのハードディスクの処分方法4選|処分前にすべきことやリスクも詳しく解説

ハードディスクを処分したいけれども「データってどうすればいいの?」と気になっている方は多いでしょう。

京都市でハードディスクを処分する際には、小型家電回収やフリマサイトで売却するなどの方法があります。ただし、処分前にデータを完全に消去しないと情報漏洩のリスクがあるため、適切な対処を施したうえで処分しなければなりません

本記事では、ハードディスクを安全に処分する方法を4つ紹介します。処分前に必ずおこなうべきデータ消去の手順や、不適切な処分により生じるリスクも詳しく解説するので、参考にしてみてください。

京都市でハードディスクを処分する方法4選

京都市でハードディスクを処分する方法4選

京都市でハードディスクを処分する方法は、以下の4つです。

  • 小型家電回収を利用する
  • 宅配サービスを利用する
  • リサイクルショップやフリマアプリで売却する
  • 不用品回収業者に依頼する

それぞれの処分の仕方について、詳しく紹介します。

1.小型家電回収を利用する

京都市では、ハードディスクは小型家電に該当します。小型家電の回収場所は京都市内の約30ヵ所に設置され、区役所や支所、主要な商業施設などが回収拠点です。

小型家電を安全かつ効率的に収集するために、回収場所には専用の回収ボックスが設置されています。小型家電回収ボックスで回収できるサイズは、高さ30㎝×幅40㎝×奥行き40㎝以内の物です。

なお、元の形がわからないほど壊れた物は回収不可となっているため、物理的に破壊したハードディスクは入れないようにしてください。

2.宅配サービスを利用する

小型家電リサイクル法に基づいて認定された事業者である「リネットジャパンサイクル株式会社」が、宅配サービスを通じて外出することなく使用済み小型家電を回収してくれます。

回収を依頼する際は、インターネット申し込みシステムを利用しましょう。都合のよい日時や詳細な要望を指定できます。

ハードディスクを段ボールに丁寧に梱包しておけば、指定した希望日時に専門のスタッフが回収に来ます。回収用の箱のサイズは3辺の合計が140cm以内、重さは20kg以内と定められているため、ハードディスクであれば超過する心配はないでしょう。制限内であれば、複数の小型家電を一度に回収することも可能です。

回収料金として1,600円がかかるものの、パソコン本体を含む場合は、料金が無料となります。

3.リサイクルショップやフリマアプリで売却する

まだ使用可能なハードディスクは、リサイクルショップやフリマアプリなどの中古市場で売却できます。

フリマアプリで販売する際は、商品の状態を正確に伝えるために複数の角度から写真を撮影することが重要です。詳細な商品説明を添えると、さらに売れやすくなります。フリマアプリは自宅にいながら24時間いつでも出品できる便利さがあることに加え、取引手数料が比較的低いため、個人間取引におすすめです。

リサイクルショップで売却する場合は、以下の条件を満たす必要があります。

  • ハードディスクが正常に動作すること
  • 製品が改造されていないこと
  • 外観に目立った破損や汚れがないこと

リサイクルショップでもフリマアプリでも、売却する前に重要なのは個人情報保護です。そのため、ハードディスク内のデータを完全に消去することが不可欠です。専用のソフトを使用するなど、確実な方法でデータを消去しましょう。

4.不用品回収業者に依頼する

データの漏洩が心配な方は、専門的な知識と経験を持つ不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。ハードディスク内に残っているデータの完全消去にも対応しています。

データの消去と処分を一括して依頼できるため、複数の業者に連絡を取る必要がなく、時間と労力を大幅に節約できます。専門家による確実な消去作業により、データの完全な抹消が保証されているため、安心して処分できるでしょう。

さらに、処分品を自宅まで回収しにきてもらえるため、ハードディスクを回収場所まで運搬する手間が省けます。

ハードディスク以外の不用品を一緒に処分してもらえるため、家庭やオフィスの整理整頓を一気に済ませられます。

ハードディスクを処分する前にすべきこと3選

ハードディスクを処分する前にすべきこと3選

ハードディスクを処分する前に、以下の対応が必要です。

  • データの移行をする
  • データの削除をする
  • シールやステッカーをはがす

怠ってしまうと必要なデータを紛失したり、個人情報が漏出したりする恐れがあります。ひとつずつ見ていきましょう。

1.データの移行をする

ハードディスクの処分前には、重要なデータの移行状況を必ず確認することが不可欠です。データを紛失すると取り返しのつかない事態を招く可能性があるため、慎重に対応しなければなりません。

データを移行したつもりでも、実際には完全に移行されていないケースが想定されます。とくに、大容量のデータや複雑なファイル構造を持つ場合は、予期せぬ問題が発生する可能性が十分にあります。

ハードディスクを処分してから重要なデータの欠落に気付くという最悪のシナリオを避けるためにも、完全にデータを移行できているかしっかり確認し、バックアップを取るなど、万全の対策をしてください。

2.データの削除をする

データの削除を確実におこなうことが重要です。パソコン上での削除操作ではデータが残っている場合があり、完全に消去するためには別の方法を取る必要があります。実際に、特殊なソフトを利用すれば、初期化後でもデータを復元できてしまいます。

データを適切に消去しないと、以下の個人情報を含んだまま処分され、重大な情報漏出につながりかねません。

  • 氏名
  • 住所
  • 生年月日
  • メールアドレス
  • 個人画像・文書
  • クレジットカード情報など

個人情報や企業の機密情報が漏洩すると、深刻な結果を招く可能性があります。

とくに、業務で使用した外付けハードディスクには、機密性の高い情報が大量に保存されています。情報が漏洩すると企業の信頼性が著しく損なわれ、法的責任や経済的損失など、大きな問題に発展するでしょう。

データを消去する方法については後述しているため、ぜひ参考にしてください。

3.シールやステッカーをはがす

ハードディスクに貼付されているシールやステッカーも、完全に除去しておきましょう。シールやステッカーに記載されている情報は、元の所有者を特定するための重要な手がかりとなる可能性があるためです。

ハードディスクの表面だけでなく、見落としやすい裏面や側面、接続部分の周辺などにも貼られていることがあります。そのため、細部にわたって徹底的に確認したうえで、すべてのシールやステッカーを完全に除去してください。

シールやステッカーを剥がす際は、接着剤の残留にも注意が必要です。残留物が完全に除去されていることを確認し、必要に応じて清掃することをおすすめします。

ハードディスクの情報を完全に消去する方法3つ

ハードディスクの情報を完全に消去する方法3

ハードディスクを処分するためには、中に記録されている情報を完全に消去する必要があります。消去する方法は、以下の3つです。

  • 専用のソフトを利用する
  • 専門業者へ依頼する
  • 物理的に壊す

基本的に、自力での完全消去はかなり困難です。消去方法を状況に応じて適切に選択することで、ハードディスク内の情報を確実に消去できます。

1.専用のソフトを利用する

市販されているデータ消去ソフトを利用すると、効果的にデータを削除できます。専用のデータ消去ソフトはハードディスクに無意味なデータを上書きすることで、元のデータを読み取ることが不可能な状態にします。

単純な削除操作よりも安全で確実な消去方法です。

データ消去ソフトによって、上書きの書き込み回数やパターンが異なります。そのため、セキュリティレベルや処理速度などに応じて、自分のニーズに最適なソフトを選択することが重要です。

ただし、ハードディスクが物理的に破損していたり、コンピューターが起動できなかったりする場合は、ソフトによるデータ消去が困難となります。その場合は、専門家による物理的な破壊や特殊な機器を用いた消去方法を検討しましょう。

2.専門業者へ依頼する

専門業者へ依頼すると高度な専用装置を使用してデータを二度と復元できないように消去してくれるため、機密情報の漏洩リスクを最小限に抑えられます。

データ破壊の専門知識と豊富な経験を持つ熟練スタッフが、厳重なセキュリティ対策が施された専用の破壊ルームでデータ破壊作業を行います。プロセス全体を通じて高いレベルの安全性と信頼性が確保されており、安心してデータ破壊の依頼が可能です。

作業完了後には、依頼したデータが確実に破壊されたことを公式に証明するデータ破壊証明書が発行されます。

証明書はデータ流出の疑いが生じた場合でも、適切な手順でデータを破壊したことを示す法的な証拠となり、自身や組織を保護する重要な役割を果たしてくれるでしょう。

3.物理的に壊す

物理的に破壊することで、ハードディスク内の機密情報の漏洩を効果的に防止できます。データの完全な消去や暗号化よりも確実な方法です。ハードディスクを物理的に破壊すると、内部のデータを読み取れません。

通常の手段ではデータの復元が困難になり、情報セキュリティが大幅に向上します。ただし、単に外装を破壊するだけでは不十分です。

データが実際に保存されている「プラッタ」と呼ばれる部分を確実に破壊する必要があります。プラッタは、ハードディスク内部の磁気記録面を持つ円盤状の部品です。

ハードディスクの破壊には、ハンマーや電動ドリルなどの工具を使用して物理的に穴をあけたり、粉砕したりする方法があります。とくに、プラッタ全体にダメージを与えることが重要です。

なお、ハンマーや電動ドリルは使い方を誤るとケガにつながる可能性があります。そのため、適切に使いながら破壊することが大切です。

京都市でハードディスクを処分する方法についてのまとめ

ハードディスク処分京都市についてのまとめ

京都市でハードディスクを処分するには、市が提供する小型家電回収サービスを利用するか、フリマサイトやオークションサイトで中古品として売却する方法があります。

ただし、処分する際にはハードディスク内のデータを完全に消去しなければならない点に注意が必要です。ファイルを削除したり、ディスクをフォーマットしたりするだけでは不十分です。

専用のデータ消去ソフトを使用するか、物理的に破壊するなどの方法で、データを復元不可能な状態にする必要があります。

完全にデータを削除しないと、個人情報や機密情報が第三者の手に渡る可能性があり、深刻な情報漏洩のリスクがあります。

データ消去に不安がある方やハードディスク以外の不用品を一緒に処分をご検討の場合は、山本清掃へご相談ください。山本清掃は、環境省が推奨する「優良認定事業者」の認定を受けています。電話メールLINEにて、お気軽にお問い合わせください。

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