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回収品目
気が付いたら衣類が溜まっており、どのように処分しようか迷っている方は、多いのではないでしょうか。
着なくなった服でも「いつか着るかもしれない」と考えていると捨てられなくなり、知らないうちに溜まっていくものです。とはいえ、いつまでも捨てられないままだと、いざ新品の衣類を購入したとしても保管できなくなってしまいます。
そのため、どこかで踏ん切りをつけて処分する決断をしなければなりません。
本記事では、京都市で衣類を処分する方法について解説します。衣類の断捨離が難しいと悩んでいる方に向けて、処分するタイミングも紹介しています。
スムーズに衣類を処分し、家の中を片付けられるようになるので、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
京都市で衣類を処分する9つの方法を紹介します。
無料でコスパよく処分する方法もあれば、寄付をして他人に喜んでもらう方法もあるので、ぜひ参考にしてみてください。
京都市では不要になった衣類を回収ボックスへ入れれば、リユースおよびリサイクルされ、国内で再販されるようになっています。株式会社ヒューマンフォーラムが中心に立ち上げており、2022年9月時点で京都市内の20ヵ所に設置されています。
古着としての再利用を目的とした回収ボックスであることから、回収対象は清潔な衣類に限定されている点には注意が必要です。処分しようと思っている衣類がまだ清潔で着られる状態であれば、回収ボックスを利用しましょう。
【参考】使用済衣服の回収&循環プロジェクト「RELEASE⇔CATCH」による衣服の回収を開始します!|京都市情報館
京都市内の以下の場所では拠点回収を行っており、衣類も回収対象となっています。
先述の回収ボックスと異なり、衣類に限らずあらゆる品目の不用品を回収してくれます。回収の品目や日時は各拠点によって異なるため、以下の連絡先に問い合わせてから持ち込むようにしましょう。
問い合わせ先 | 上京リサイクルステーション |
---|---|
住所 | 京都市上京区中立売通油小路東入甲斐守町100 |
受付時間 |
午前9時~午後5時(土・日・祝日も利用可) ※年末年始はのぞく |
電話番号 | 075-213-4960(まち美化推進課) |
リサイクルステーションに持ち込む際には、中身の見える袋に入れる必要があります。
【参考】資源物回収マップ|京都市情報館
移動式拠点回収を利用して、衣類を処分する方法もあります。移動式拠点回収は各まち美化事務所が学校や公園などに出向き、資源物18品目を回収してくれるサービスです。
回収場所や日時は京都市のホームページにて確認できます。
他の品目の不用品も回収してくれるので、拠点回収の場所が家の近くになっている場合は、部屋の片付けを手間なく一気に進められるでしょう。
まだ着られる衣類であれば、リサイクルショップで買取ってもらえる場合があります。店舗での買取り以外に、出張買取や段ボールに詰めて発送する方法などがあります。
有名ブランドの衣類であれば、高値が付くことも期待できるでしょう。ノーブランドの衣類は値段が付きませんが、店舗によっては重量あたりの単価で買取ってもらえます。
商品として販売できないと判断されたとしても、リサイクルに回してくれるなどの配慮をしてくれることもあります。まだ着られる衣類で、普通に処分することに抵抗がある方は、試しに査定してみてはいかがでしょうか。
まだ着られる衣類の場合、身近な友人や知人に譲るのもおすすめです。人に譲ると処分の手間が省けるだけでなく、相手にも喜んでもらえるでしょう。
ただ、中には人からお下がりの服をもらうのを嫌がる人もいるため、もらい手が一向に現れないことが考えられます。
周りにもらい手がいない場合は、地域掲示板などを利用して探してみるのもおすすめです。
不要になった衣類はNPO法人を通じて、発展途上国に寄付ができます。
貧困や紛争などが原因で物が買えない人々に衣類を提供することで、他国の人の生活をサポートすることにつながります。ただし、衣類を寄付する際は発送する段ボールのサイズに応じた寄付金も必要となる点に注意が必要です。
少しでも安く処分したい場合は、回収ボックスや拠点回収を利用しましょう。
フリマアプリであれば、不要になった衣類を自分の好きな値段で販売できます。フリマアプリには子ども用から大人用まで、さまざまな衣類が販売されています。
衣類は出品数が豊富なため、新品に近い物のほうが需要が高く売れやすいです。古着も数多く出品されていますが、ブランド物でないと埋もれてしまうので、買い手を見つけるのは難しいでしょう。
不要になった衣類は、ネットオークションで販売するという選択肢もあります。ネットオークションは需要が高い商品ほど入札数が増え、値段が吊り上がりやすくなります。
ブランドものの衣類では、ときには思わぬ高値が付くこともあります。一方で、1円からスタートしてもまったく買い手がつかない商品もあるので、スムーズに処分したい方には向いていない方法です。
不用品回収業者を利用すると、衣類の品目や重さに関係なくスムーズに処分できます。
急な引越しなどでも、片付けがはかどるのが大きなメリットです。衣類以外にも大型の不用品などがある場合には持ち出してくれるため、女性や高齢者にも優しい処分方法です。
また、不用品回収業者によっては再販のために買取りを行っているところがあります。処分するつもりで依頼しても買取可能と判断されると、買取価格の分だけ処分費用を安く抑えられます。
京都市で衣類を処分する際にかかる費用を、方法ごとに表でまとめてみました。
処分方法 | 費用 |
---|---|
回収ボックス・拠点回収 | 0円 |
途上国などに寄付する場合 |
基本的には処分に要する費用は0円 (ただし送料と寄付金が別途必要) |
不用品回収業者 |
・8,000〜15,000円程度 (軽トラック積み放題) ・25,000〜40,000円程度 (2tトラックで積み放題) |
自治体などが設置している回収ボックスや拠点回収は無料なので、コスパがいいのは確かです。ただ、回収できる日や時間が限られているなどの制限があるため、すぐに処分したいと考えている人には向いていません。
不用品回収業者に依頼すると費用はかかりますが、トラックの積載容量ごとに定額プランが用意されています。
不用品回収業者に依頼する場合、基本的に他の不用品と一緒に回収してもらうことになります。品目ごとに分別せずに業者へ丸投げできるので、手間をかけることなく不用品の処分が可能です。
処分したい衣類が大量にある方や、他に処分したい不用品がある方は、手間などの面から考えて不用品回収業者がおすすめです。
衣類が溜まっていても処分するタイミングがわからずに、とりあえず取っておいている方は多いでしょう。衣類を処分しようか迷ったときは、以下のタイミングに当てはまっていないかチェックしてみてください。
人によって事情は異なりますが、おおむね上記3つのタイミングが衣類を捨てる目安となります。一つひとつ詳しく解説します。
伸びていたり破れていたりなど、劣化や傷みが見られる衣類は思い切って捨てましょう。よほど思い入れのあるものや、記念品などである場合を除いては、処分しないと一向に溜まってしまいます。
補修して再利用する方法もありますが、手間と費用がかかることから、新品を買うのが望ましいです。価格や素材によって違いはあるものの、服にも経年劣化があるため、劣化や傷みが生じたときは寿命が来たと割り切って捨てましょう。
部屋のスペースに限りがある以上は、収納スペースがなくなったら捨てるようにしましょう。収納スペースがない状態だと、たとえ新しい衣類を購入したとしても保管できなくなります。
新しい衣類を購入したら古い服を同数だけ捨てる、などのように自分の中でルールを決めておくとスムーズに処分できます。
長期間に渡って着ていない服がある場合は、優先して処分しましょう。1年以上着ていない服は、季節に関係なくコーディネートに合わせられなかった物なので、これから先も着る可能性はかなり低いです。
所有していてもクローゼットの中で眠り続けるだけなので、思い切って処分してしまいましょう。
衣類を処分するにあたって注意すべき点は、以下の3つです。
ひとつずつ解説します。
衣類を処分するのであれば、状態がいいときにしましょう。濡れていたり汚れていたりする状態で出してしまうとカビが生え、処分に対応する人や受け取った人が迷惑を被ります。
とくに京都市の回収ボックスで回収した衣類は古着として再利用されるため、不衛生な状態で出すと、受け取った人が不快な思いをします。
再利用するための衣類が濡れたり汚れたりしないように、晴れた日に出すのが望ましいです。
最低でも洗濯をしておけば、処分しても他人に譲っても、不快な思いをする人はいないはずです。
他人に譲る場合には、見栄えを整えてからにしましょう。知人や友人に譲ったりフリマアプリやネットオークションで販売したりする際には、しっかり洗濯をしてください。必要であればアイロンまでかけるといいでしょう。
汚れていたりシワがあったりすると、仲のいい知人や友人であっても嫌な気分になり、人間関係に悪影響を及ぼす恐れがあります。
フリマアプリやネットオークションではクレームにつながり、トラブルになりかねないので注意してください。
衣類の処分を不用品回収業者に依頼する際には、違法業者に注意しましょう。一般家庭から不用品を引き取って処分する際には「一般廃棄物収集運搬業」の許可が必要となります。
業者に依頼する際には、許可を保有していることを事前に確認しなければなりません。
仮に違法業者に依頼してしまうと、後々になってトラブルに巻き込まれることもあるので、注意が必要です。実際に違法業者の中には、適切な処理をせずに不法投棄を行ったり不法輸出をしたりする者がいます。
街中で無料回収を謳いながらトラックで走り回っている業者は、ほとんどが違法業者なので、絶対に依頼しないでください。
一般廃棄物収集運搬業許可の有無は、業者のホームページや名刺などを見ればわかるので、忘れずに確認しておきましょう。
衣類は「まだ着られるから」という理由で着なくなったとしても処分を後回しにするので、知らないうちに溜まっていきます。タイミングを見て思い切って処分しないと、いつまで経っても捨てられません。
引越しや掃除などの際には、衣類以外にも多くの不用品が出るでしょう。そんなときには、不用品回収業者に依頼するとスムーズに片付けられます。
不用品回収業者に依頼すると自宅まで取りに来てもらえるため、わざわざ指定時間に指定回収場所へ持って行く必要がありません。搬出作業も従業員がすべて行ってくれるので、手間をかけずに不要になった衣類を手放せます。
山本清掃は不用品回収業者として75年の実績があり、優良業者にも認定されています。不用品の回収以外にも、買取りサービスや遺品整理なども行っています。
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