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近年、不用品回収の料金や作業のトラブルに巻き込まれてしまう件数も増加傾向にあり、実際に不用品回収の際に見積り以上の高額請求された回収事例や不用品の不法投棄にあった事例を多発しています。
家庭から出るゴミは「一般廃棄物」という扱いで、一般廃棄物を収集・運搬するためには管轄市町村の一般廃棄物処理業の許可が必要です。こちらの許認可を取得せずに不用品回収を行っている業者は無許可業者の可能性があり、環境省でもトラブル防止のため注意喚起をしています。
参考:環境省
この記事では、無許可の悪質な不用品回収業者の特徴を解説します。不用品回収のトラブルに巻き込まれないように、参考にしてください。
引用:国民生活センター
国民生活センターの統計によると、不用品回収サービスについて、全国の消費生活センター等への相談が増加しています。
年度別相談件数は以下の通りです。
2121年度には2,000件を超える相談件数となっており、トラブルが急増しているのがわかります。
ただし、これは国民生活センターへの相談件数に過ぎず、トラブルに巻き込まれて泣き寝入りとなってしまっているケースはさらに多い可能性があります。
悪質な不用品回収業者には以下の特徴があります。
悪質な不用品回収業者に依頼しないようにする為に、違法な不用品回収業者の特徴を紹介いたしますので、安全に不用品回収を依頼するためにも、ぜひ参考にしてください。
ご家庭の廃棄物を回収できるのは、一般廃棄物処理業の許可が必要です。
チラシやホームページを見ると「産業廃棄物処理業の許可」や「古物商の許可」を記載してある場合がありますが、この許可では、ご家庭の廃棄物の回収はできません。
トラックへの積込み後に高額な料金を請求するのも悪質な不用品回収業者のよくある特徴です。
悪質な不用品回収業者は高齢者や女性をターゲットとし、説得や態度を急変し脅したりして反論ができない状況を作ります。もちろんこれは紛れもなく犯罪です。強引な態度をとる不用品回収業者には、十分に注意しましょう。
街を巡回している不用品回収業者を見かけることがあるでしょう。しかし、そのような不用品回収業者は一般廃棄物処理業の許可を取得していない違法業者の確率が高く、ホームページも事務所も持たず、様々な街を転々としながら営業しているケースが多くあります。
地元企業のふりをしながら無料で不用品を回収すると宣伝し、積み込んだ後で高額な金額を請求して、法外な料金を脅し取ります。このような不用品回収業者はすぐに他の地域に移動するため、足がつきにくいという特徴もあり、なかなか被害を根絶することができないのが現実です。
不用品回収の業界には、他業界のように定価はありません。不用品回収費用として提示された金額が適切かどうかを知るには、複数の業者から相見積もりを貰うしかありません。
事前に明確な見積もりを書面でもらえない業者は、悪質な不用品回収業者の可能性が高いといえます。中には、口頭で安い金額だけ伝え、作業後に高額請求する業者もいるため、注意が必要です。
事前の下見見積りをせず、不用品を積み込んだ後でないと費用を提示できないと言い張る業者も存在します。
実際に不用品をトラックに積み込んだ後に高額な請求を行い、キャンセルをした場合、積み降ろしの作業費用として高額な請求をする場合もありますので、事前の下見見積りを断る不用品回収業者には注意が必要です。
増加する悪質な不用品回収業者とのトラブルには、以下のような事例があります。
悪質な不用品回収業者はチラシなどで「無料」と宣伝していることが多く、作業完了後に回収料金は無料だが、「車両代」「出張費」等の名目で追加料金を高額で請求し、料金を支払わざるを得ない状況に誘導するトラブル事例があります。
「無料」の言葉は利用者側からすれば、とても魅力的な言葉です。しかし、「無料」という言葉にすぐに反応せず利用する際には、「許可が適正かどうか」「ホームページがあるか」「口コミはどうか」等、十分に調査する必要があります。
不用品回収の相談をして敷地内に業者を入れると、庭や家などを勝手に物色し、強引に必要なものを回収しようとするトラブルもあります。
料金のトラブルではないにしても、家電製品や貴金属等の金目のものがあると、「無料で回収する」と言いだし、必要なものまで勝手にトラックに積み込み持ち去ろうとします。自分勝手な悪質な不用品回収業者に、必要なものまでだまし取られた事例です。
料金が割安だと思って依頼した結果、回収を依頼した不用品が不法投棄されるパターンもあります。警察から不法投棄について連絡があり、トラブルに気づく場合も多いです。
問題は回収された不用品が不法投棄されていた場合、業者だけでなく依頼主がその責任を問われる可能性があることです。業者への依頼と業者による不法投棄が証明できなければ、依頼者の不法投棄が疑われ、場合によっては罪に問われることになります。
不法投棄は1,000万円以下の罰金、または5年以下の懲役刑を受ける恐れもあるため、注意が必要です。
「どの不用品回収業者を選んだらいいのかわからない」「優良な不用品回収業者に頼みたい」とお考えの方に、安心して不用品回収を依頼できる優良な業者を選ぶポイントを紹介いたします。
ご依頼される前に、以下をお読みいただければ、優良な不用品回収業者かどうか見分けるヒントになります。
優良な不用品回収業者かどうかを確認するうえで、自治体から「一般廃棄物処理業」の許可を取得しているかどうかが、最大のポイントになります。
ご家庭から排出される不用品を回収できるのは、この一般廃棄物処理業許可を取得した許可業者のみになり、この許可を得ずに営業している業者は、違法業者の可能性があります。
不用品回収を依頼する前に作業場所の市町村が発行する「一般廃棄物処理業」の許可を取得されているか、必ずホームページ等で確認してください。
不用品回収のお見積りは、一般的に電話、メール、LINE、現地見積りで行なわれています。
但し、正確な不用品回収や粗大ゴミ回収のお見積りを作成してもらう際は、現地下見を依頼することをおすすめしています。
実際の不用品の量や、お家からトラックの駐車場所までの距離などによっても不用品回収の料金が変動するため、不用品回収業者に確認していただいた方が確実です。
不用品回収業者の中には、現地下見が有料の場合がありますので、注意が必要です。
不用品回収業者とのトラブルを未然に防ぐためにも、お見積りを依頼する前に電話で確認し、無料で現地下見に対応してくれる不用品回収業者を選ぶようにしてください。
不用品回収業者のホームページやGoogleマップには、サービス利用者からのお客様の声や口コミ、作業実績が掲載されていることがあります。
実際に不用品回収を利用された方の評価として、不用品回収作業のリアルな品質やスタッフ対応の確認ができます。
特にGoogleマップなどの口コミでは、実際に不用品回収を利用された方の口コミだけでなく、不用品回収業者が口コミに対して回答している場合もありますので、業者の対応の速さや誠実さの確認をすることができます。
全体の口コミの数に対して、良くない評価の口コミの割合が高い不用品回収業者は、避けた方がいいでしょう。
一般的に不用品回収に関する料金は、車輌費・人件費・不用品の処分・管理費など細かく分けることができます。
それら全てを書面にて詳細に見積書として提示してもらえれば、不用品回収サービスの項目ごとの費用感や、料金が発生している理由をきちんと理解し、納得したうえで依頼することができます。
優良な不用品回収業者であれば、見積りの内訳を口頭で説明するだけでなく、書面で見積りを提示してもらえます。
もし、不用品回収の見積りの際に料金の内訳を説明してもらえない場合や、そもそも書面にて見積書をもらえない不用品回収業者は、選ぶのをやめましょう。
お客様に対する姿勢は、接客時の対応にあらわれます。
電話で問い合わせをした際のスタッフの電話対応や、見積りを提示してもらう際の営業スタッフとのやり取りで、高圧的な態度や強引に話を進めようとする姿勢がないか確認しましょう。
優良な不用品回収業者であれば、お客様の不安な気持ちに寄り添ってくれるはずです。態度に不信感を覚える不用品回収業者には依頼をしないほうがいいでしょう。
不用品を回収している業者のなかには、許可を受けず違法に運営しているところもあります。
強引な態度で高額を請求されるケースもあるため、注意が必要です。不用品の回収を依頼する場合は、信頼できる優良な業者を選びましょう。
山本清掃は山本清掃は、京都市・宇治市・城陽市・京田辺市・久御山町から「一般廃棄物処理業」の許認可を取得しております。
不用品回収含む各種サービスの電話・メール・LINEでの相談や出張見積は、いつでも無料で承っております。詳細なお見積りをご提示させていただき、お見積り金額以外の追加料金が発生することはございません。
さらに、一度お申し込みいただいたお客様がキャンセルされる場合でも、キャンセル料はいただきません。お客様に納得していただいたうえで作業をさせていただきますので、安心してご相談ください。
不用品回収・ゴミ屋敷清掃・遺品整理の無料相談!お気軽にお問い合わせください!